HOME >お囃子と望月太明藏社中

お囃子とは?

能楽を元にして日本の古典音楽(長唄・清元・常磐津・大和楽他)の曲に合わせて 日本の伝統楽器を使用した演奏をさしているもので、もとは「囃す」(はやす)という 言葉から来ています。お囃子の演奏をする人達のことを「囃子方」(はやしかた)「囃子方連中」 などという言い方をします。

主に舞台で演奏される楽器は?

舞台(客席から見える舞台)で演奏されるのは主に四拍子といい、左から締太鼓(しめたいこ) ・大鼓(おおつつみ又はおおかわ)・小鼓(こつづみ)・笛(能管と竹笛又はしの笛)のことで、 また、下手(舞台に向かって左側)の客席から見えない部分を御簾内(みすうち)といい、 ここでは大太鼓や大拍子(だいびょうし)・当鉦(あたりがね)・鈴(りん)など様々な楽器を演奏します。

『望月太明藏社中(もちづきためぞうしゃちゅう)』って聞いたことありますか?

一般的にはあまり知られておりませんが、昔のNHKラジオの番組「なにわ演芸会」で耳にされたことのある名前かもしれません。 文楽のパンフレットや関西地方の舞踊会・長唄演奏会のチラシをご覧になる機会があれば、 是非「望月太明藏社中」の名前をさがしてみてください。 個人で活動するお囃子演奏家が多い中で、「望月太明藏社中」は唯一「社中」という団体で活動 するお囃子グループです。

どういう活動をしているのでしょう?

文楽・歌舞伎・邦楽・舞踊などの公演にてお囃子の演奏活動をしています。